最終更新日 2024年8月20日 by rosska

エスコシステムズさんなどに代表されるゼロエネルギー住宅は非常に魅力的な住宅の1つです。
マイホームを購入するときには、このタイプを選ぼうと考える人が増えていますが、購入前に知っておくべきこともたくさんあります。
特徴などについて勘違いしたまま建築を進めてしまうと、完成後に間違いに気づく恐れがあるので、建てる前に正しい知識を身につけておきましょう。

破魔弓とは

絶対に電気代が0円になるわけではない

勘違いする人はたくさんいますが、ゼロエネルギー住宅は絶対に電気代が0円になるわけではありません。
全てのこのタイプの家の電気代が0円になると思い込んでいる人は多いですが、必ずしも0円となるわけではないことに注意しておく必要があります。
太陽光発電システムなどを設置することになりますし、省エネが実現しやすい建物が実現されているので、創り出した電力だけで賄えると勘違いする人は非常に多いです。
確かに、創った電力を家庭内で使うことはできますが、発電システムの規模によってはこれだけでは賄えない可能性があります。
規模が大きかったとしても天候の悪い日が続くこと、蓄電できる量が少ないことを理由に家庭で創った電力では足りないという状況になる可能性が高いです。
一般的な住宅に住む場合と比べてみると電気代が安くなることには違いがないですが、絶対に電気代がかからないわけではない点に気をつけておきましょう。

冷暖房が不要ではない

ゼロエネルギー住宅

冷暖房が不要ではない点にも注意が必要です。
ゼロエネルギー住宅は快適さが確保されており、一切冷暖房をつける必要がないと勘違いする人もいます。
断熱材の導入や高効率空調の存在によって冷暖房の消費エネルギーを減らしたり快適さを向上させたりすることは可能ですが、一切必要ないというわけではないことを理解しておくべきです。
外の気温の影響を緩和してくれる断熱材、少ない電力で効率的に部屋の温度を一定にしてくれる空調のおかげで、エネルギーをたくさん使わなくても冷暖房の効果を高めることができますが、導入が不要ではないことを知っておきましょう。

使い方が悪ければ節電効果が半減してしまう

使い方が悪ければ節電効果が半減してしまうことも理解しておかなければなりません。
省エネに繋げるための工夫がたくさん取り入れられていますが、それを理由に無駄遣いをしてしまえば意味がないです。
ゼロエネルギー住宅は省エネシステムがあるから使わない家電をオンにしていても良い、冷房の温度を低くしたり暖房の温度を高くしたりしても良いと思うことは間違いだと言えます。
消費電力が小さくて済むものが導入されていても、無駄遣いが重なれば想定よりもエネルギー消費量が増え、電気代も高くなってしまうでしょう。

導入する設備によって品質が違ってくる

導入する設備によって品質が違ってくることも理解しておくべきです。
断熱材を取り入れている家同士を比較しても、断熱効果が高い素材を取り入れている家と効果が低い素材を取り入れている家では快適さに違いが生じます。
設備に関しても選び方が悪ければ、想像していたよりも効率が悪いものになってしまうことがあるので注意が必要です。
素材や設備の詳細を確認しながら選んでいかなければ、思っていたよりも品質が低い住宅になる可能性があるので気をつけてください。

補助金制度を利用するための条件について

ゼロエネルギー住宅は補助金制度を利用することができますが、このタイプの住宅であれば絶対に補助金をもらえるわけではありません。
補助金制度を利用するためには、条件をクリアしておく必要があります。
取り入れる設備や住宅の種類、誰が住む家なのかといった点で補助金が適用されるかどうか、いくら受け取ることができるかどうかが違うので要注意です。
条件はあくまでも一例であり、家を建てるタイミングや利用する補助金によっては内容が異なっていることも気をつけておきましょう。
事前に補助金制度が利用できる内容を確認しておかなければ、完成後に建てた住宅では補助金が受けられないと気づく可能性があります。

補助金は自分で申請しないと受け取ることができない

また、補助金は自分で申請しないと受け取ることができないことも知っておきましょう。
条件さえ満たしておけば、自動的に付与されるものだと勘違いする人もいます。
ですが、実際には必要な書類を揃えて期限までに提出する必要があるので注意が必要です。
申請をしなかったり期限を過ぎてしまったりすると、条件に合致するような住宅を建てていたとしても補助金が受け取れません。
早い段階で期限や必要書類をチェックしておき、確実に申請できるようにしておくことが大切だと言えます。

まとめ

エスコシステムズのゼロエネルギー住宅が魅力的な住宅であることは間違いがありませんが、注意点を理解しておかなければトラブルを招く可能性があるでしょう。
多くの人が勘違いしやすいポイントを確認しておけば、トラブルなく満足度の高いマイホームをゲットすることができるはずです。
難しい内容ではないので、どのようなポイントを押さえておくべきかきちんと確認しておくことをおすすめします。
正しく理解を深めた上で、このタイプの住宅の建築を進めていくことがおすすめだと言えるでしょう。

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